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途上国の人気のスポーツにサッカーがあります。トジョウエンジンでも、発電するサッカーボール「Soccket(ソケット)」南アフリカの輸送コンテナでできたスポーツセンターなどのアイデアを紹介してきました。

今回紹介するのは、「PITCH: AFRICA」というアイデア。ピッチに水を集めて、きれいにするというものです。それでは見ていきましょう。

サッカーと同時にきれいな水も生み出す「PITCH: AFRICA」

世界中で10億人以上がきれいな水を飲めないという状況下で、病気を含め健康問題を引き起こすものとなっています。しかし、このピッチは、サッカーで楽しむことができることに加えて、きれいな水を生み出すのです。

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南アフリカで最初の「PITCH:AFRICA」のプロトタイプがお披露目されました。座席シートは1000個で、そこには浸透性舗装もされていて、雨などが降ると、ピッチの地下に水がたまる仕組みとなっています。

雨期では、180万リットルもの水が利用できる

そして、ピッチや座席から地下に染み渡ると同時に浄化され、水がきれいになり、コミュニティの人々が利用できるのです。気になる生み出せる量ですが、雨期の時期では計180万リットルを貯めることができるとか。これは、1000人が1年暮らすことのできる量とのことです。

サッカーを楽しみながら、同時にきれいな水も生み出すことのできる一石二鳥のアイデア。途上国のみならず、先進国でも利用できるものなので、今後の展開にも期待しましょう。

[PITCH: AFRICA]


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