でこぼこのグラウンド、中央にある井戸、必ずしも「整った」環境とは言えない中、必死にサッカーボールを追いかける子どもたち。
アフリカに行けばあちらこちらで目にする光景を、テーブルサッカーにしてしまったのが「Afrika Kicker」です。
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アフリカが舞台のテーブルサッカー
テーブルサッカーと言えば、芝生を意識した緑色の平らなテーブルに、行儀よくユニフォームを着た人形が並ぶのが一般的です。
しかし、このAfrika Kickerのテーブルは、でこぼこで土色、グラウンドには井戸を模した穴が開いており、選手はアフリカの子どもたち。中には杖を付いてプレーして子どもの姿も見受けられます。
このテーブルは、ドイツのMISEREORという団体が、南アフリカやルワンダにおける若者支援の活動資金を集めるために製作。このサッカーのプレー料金2ユーロが、そのまま団体の活動資金となります。
プレーの様子はSNSでシェアが可能
さらに面白いのは、このテーブルでプレーしている映像を、自身のSNSを通じてライブ中継できるということ。テーブルそれ自体の宣伝はもちろんのこと、団体の問題意識も一緒に発信できるという非常にうまいコミュニケーション手段となっています。
今のところ日本にあるという情報はありませんが、海外で見かけた際にはぜひ一度、プレーしてみたいですね!
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