これまで、インドの女性たちの水くみを簡単にするBOPプロダクト「Wello Water」やルワンダ女性の悩みを解決する低価格の生理用ナプキン、バングラデシュ発のフェアトレードソープ「She with Shaplaneer」など、途上国の女性に関するアイデアを紹介してきました。
今回は、フィリピンの経済的に貧しい女性たちへの仕事の創出に取り組む「Rags2Riches」について書きたいと思います。
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エシカルファッションブランド「Rags2Riches」
「Rags2Riches」は、エコやエシカルファッションをテーマにしたファッションブランド。もちろん会社として、女性たちに仕事を与えるために利益を追求しています。
2007年にゴミ山(ダンプサイト)で有名なフィリピンのパタヤスで活動を開始。元々、ゴミくずや細切れの布などを探して日銭を稼いでいる人が多かったため、それらをうまく組み合わせたモデルを考えていたとのこと。
廃棄の布材からプロダクトを製作
そこで、いらなくなった布などを再利用し、小さめのじゅうたんやカーペット、財布やバッグを製作。現地の女性は、最初に簡単につくれるじゅうたんを編んで、1日2ドルほどの収入を得ることができ、慣れてきたら難しいプロダクトにも挑戦し1日12ドルほどの給料をもらうことができるという形ととったそうです。
これまで800名以上の女性にトレーニングを提供
活動開始して4年で、21のコミュニティから800名以上の女性にトレーニングを実施してきました。2013年の春夏コレクションも発表されているので、ぜひのぞいてみてはいかがでしょうか?
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