成長を続ける中国。
このまま成長が止まらないのか、それとも衰退するのか。今回は、2030年の中国経済とエネルギー資源の状況を予測したインフォグラフィックを紹介します。
2030年の中国経済とエネルギー資源
インフォグラフィックで、重要なポイントなどをまとめてみたいと思います。
- 2011年には、2000年から、石炭の需要が80%増加した
- 2020年には、CO2の排出量が25%増加
- 2025年には、中産階級(ミドルクラス)が68%増加(アメリカの人口を超える)
- 2030年には、水の需要が、供給を25%超過する
このあたりを見ると、経済の成長と環境への配慮がどのようになるのかが気になりますね。また、2030年には、労働力人口が60%を超える(日本も60%あたり)見込み。
その他、マイカー台数についても、2000年が400万台だったのが、2030年には、2億台となることが予想され、CO2の大幅な増加となりそうです。
環境問題への4つのアプローチ
このような状況をどうにか軽減するために、以下の4つが挙げられています。
- エネルギーミックスを進める
- 車の排気ガスの軽減する
- 産業廃棄物の処理をする
- エネルギー効率の良い建築物を造る
中国政府はすでに五カ年計画を出していて、水の消費軽減、CO2の削減や化石燃料以外のエネルギー資源を増やしていくことなどが掲げられています。
これまで見てきたように、経済成長とエネルギー資源の未来は多くの人が関心を寄せることかと思います。中国の成長がどれだけ続き、環境や資源の面でどのように取り組んでいくのか。引き続き、目を向けていきたいですね。
[Guardian]
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