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こんにちは!国内・ファンドレイズ担当の久保唯香です。

現在私は、サンフランシスコで開かれているSOCAP(Social Capital Markets)というカンファレンスに参加しています。前回はカンファレンス1日目のまとめとして“デジタルシェアリング”についてお伝えしました。

今日は、SOCAPのメイン会場「Impact Hub」のユニークなデザインについてご紹介します。


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世界中から1,800人もの人が集まるSOCAP。沢山の来場者をどうやって収容しているのでしょうか?

SOCAPは言うなればネットワーキングの場。そして話し合いや会議の成果は、机の置き方や壁紙の色、話し合いで使う道具一つで、大きく変わってきます。ですから、SOCAP13では空間のデザインに大きな力が入っているのです。

起業家の基地「インパクト・ハブ(Impact Hub)」

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部屋は全部で12室。400人以上を集客するホール(Meaning Tent)から教室サイズの小屋までさまざまです。中でも注目したいのが、メイン会場の「インパクト・ハブ(Impact Hub)」です。

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体育館が4つは入るのではないかという空間に、さまざまな工夫が施されています。

人々が集まり、アイディアが飛び交う“Hub”

Hub(ハブ)とは、人々が集まり、議論を交わし、作業し、アウトプットを出す「拠点」となる空間のことです。この会場には4種類のHubが用意されています。

  1. ミーティング用Hub
  2. 作業用Hub
  3. リラックスHub
  4. スタンディングHub

一つ一つご紹介していきます!

1. ミーティング用Hub

ミーティングスポットです。ここで一人でご飯を食べていると、人が寄ってきて、会話が始まったりします。グループでも個人でも使えるように、大小さまざまなテーブルが用意されています。

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2. 作業用Hub

電源やWi-Fiが完備された場所です。目の前に人がいても何やら黙々と作業を…。

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ここにはときどき、「あ!しゃべりたいと思っていた!」というお目当ての起業家がいたります。私はここにふらーと入っていって、作業中にも関わらず、空気を読まないで話しかけたりします。

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突撃でお話しを聞きました。韓国で、教育映像事業を起業したニューヨーカー。

3. リラックス用Hub

目線が低く、フラットな話ができるように工夫されています。

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なんとも笑顔になってしまうような椅子も。

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ここにはいつも和やかな空気が流れていました。

4. スタンディングHub

パソコンを持ち込んでちょこっと作業したり、立ち話をしたりするスペースです。実はここが一番の人気スポット。場所をとるのも一苦労です。

回転が早いのでちょっと待っていればすぐに利用可能ではあります。が、順番を待たずに「ここ一緒に使ってもいいですか?」と割り込んでくる人が多いこと多いこと。そこからまた会話が始まるという、面白いスペースです。

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ユニークなスポンサーブース

中央にはスポンサーブースが設けられています。お金を払えばスポンサー以外でも出展可能です。このスポンサーが、とにかく面白いのです。

Social Goodな商品を扱うオンラインショップの展示、インパクトインベストメントやBoPビジネス、環境・ヘルス、さまざまなテーマを扱った書店、マネジメントスクールやイノベーションセンター(カリフォルニア大学、スタンフォード大学)、インパクトインベストメントサービス、Impact Accelerateプログラム、個人情報管理クラウドやソーシャルエンタープライズのデータベース、などなど。ここを満喫するのに1時間は必要です。

なんでピエロ?なエンターテイメントスペース

Hubを利用していると、ときどきピエロが表れてスロットカードをくれます。Impact Hubの奥にはエンターテイメントスペースが設けられています。なんだか、みなとみらいに来た気分です。ここで気分をリフレッシュ!という意図なのでしょうか。

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ビールの無料券を配布しているアルコールスペース

こちらは少し高台にあるアルコールスペース。窓からはゴールデンゲートブリッジがくっきりと見えます。なんとここではビールの無料券が配布されています!

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いかがでしょうか。「インパクト・ハブ(Impact Hub)」を体感していただけましたか?

おっと、もうこんな時間ですね。これから、インパクトインベストメントの投資家とのアポイントメントに行ってきます。

SOCAPも残すところあと2日。目当てのセッションがまだまだ続きます!次回もしっかりお伝えしていきますね!


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