観光地として人気の高まるモロッコ。
1000年の歴史が詰まった街マラケシュ、青の街シャウエンなど、見どころたっぷりの国ですが、もう一つ覚えて頂きたい絶景スポットがあります。
世界遺産にも登録された、赤い要塞「アイット-ベン-ハドゥの集落」です。
SPONSERD LINK
赤土と泥でつくられた要塞村
モロッコの中心にあるアトラス山脈。国を南北に分ける大きな山脈の南側の麓に、世界遺産「アイット-ベン-ハドゥの集落」はあります。
アトラス山脈の南側には先住民のベルベル人が築き上げた要塞が1000以上残っていますが、その中で最も美しいと要塞と言われています。
赤土の丘の上に広がる泥で作られた建造物。夕焼けに照らされると、真っ赤に染まり、何年たっても変わらない魅力が今も生き続いています。
そして、ただ美しいだけではありません。建造物は外敵から身を守るための要塞であると同時に、そこで生活をするため村でもあります。「要塞村」という言葉が一番しっくりくるでしょう。
今も人々が暮らす「アイット-ベン-ハドゥの集落」。電気や水道はなく、要塞がつくられた当時と変わらない暮らしが今も続いています。何百年も前に形作られた生活様式が今も続いているのは驚きですね。
映画のロケ地に選ばれるのも納得の絶景スポット。まるでタイムスリップしたかのように、モロッコの生きた文化に触れることができます。
モロッコにこれから行こうと思っている方は、ぜひメモしておきましょう。
(photo credit: Vince Millett via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第116問は、こちらの写真。天に届きそうな、山の上の美しい宮殿。この絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
▼「絶景Q」を最初から楽しみたい方はこちらから!
SPONSERD LINK