米グーグルが開発中である、メガネ型ウェアラブルデバイス「グーグルグラス」。
近未来のデバイスとして話題ですが、イスラエルでも似たようなものが発明されているそうです。今回は、視覚障害者向けのグーグルグラスとも言える「OrCam」について紹介します。
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視覚障害者向けのウェアラブルデバイス「OrCam」
「OrCam」は、近くの物体をカメラで捉えることができるデバイスで、ジェスチャーや音楽なども確認することができます。仕組み的には、指差した部分をカメラで読み取むことで、骨伝導を通じてその情報を知ることができるというもの。
視覚障害者の方が、物体やテキスト、場所や人を確かに捉えることで、生活しやすくなります。家の中や移動、買い物など必要なシーンはいくらでも想定できます。
また、このデバイスは、記憶機能もあるとのこと。利用者の方が定期的に見るものや使うものなどを登録することで、手間を省くことが可能です。
痴呆や失読症など幅広い利用も想定
視覚障害者向けに開発されたことは確かですが、痴呆や失読症の利用も想定されているのだとか。現在は予約注文の段階で、2,500ドルほどで販売される予定です。
「OrCam」のようなテクノロジーの良い利活用の事例をどんどん紹介していければと思います。
[OrCam]
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