居眠り運転を防いで、安全なドライブを！ タイのコーヒーチェーンが提供するアプリ「Drive Awake」

「あっ！危ない」

車の運転中、ついうとうとしてしまう。ドライバーの方は、きっと経験したことがあるのではないでしょうか。眠りそうになったら起こしてくれる人がいればいいけれど、同乗者が眠ってしまうのが現実。そんなつらいドライバーの方に、朗報です。

今回ご紹介するのは、タイのスマートフォンアプリの「Drive Awake」。居眠り運転を防ぎ、安全なドライブを応援します。

タイのコーヒーチェーンがプロデュース

このアプリは、タイのコーヒーチェーン「Café Amazon」がプロデュースするiOS無料アプリ。「どうしてコーヒーチェーンが？」と思われた方、まずはアプリの仕組みについて説明しましょう。

はじめに、スマートフォンを車のダッシュボードやGPSホルダーにセット。次に、アプリが内カメラでドライバーの目元をチェックします。そして、目元の筋肉の動きを細かく観察、眠りそうになったら激しいアラームが作動するという仕組みです。

眠りそうになるとアラームが鳴り、最寄りのコーヒーショップへ

そして最寄りのコーヒーショップ （Café Amazon）へと誘導してくれるというもの。居眠りしそうなドライバーを起こして、カフェでの休憩を勧めてくれるのです。

社会的な意義も持ったプロモーション施策

このコーヒーショップでは、アプリで居眠り運転を削減するという”社会的取り組み”とともに、自社店舗のプロモーションも図っているのです。消費者が本当に必要としたときに商品を勧められる仕組みが、理想的なマーケティング。この点から見ると、とても優れたサービスですね。

下のイメージ動画もぜひ観てみてください。ゆらゆらと訪れるリアルな睡魔が表現されています。

毎年、多くの事故を引き起こす”居眠り”。大丈夫大丈夫、と無理しないで、疲れたら少し車を止めて休んでください。その少しの休憩が、あなたと大切な人を守ることにつながります。

[Springwise]