石の階段と瓦屋根。街中を行き交う水路と小さな橋。
京都の街並みのように伝統を守りながら整備された中国の美しい観光地、それが雲南省の「麗江古城」です。
世界遺産にも登録された人気観光スポットの魅力をご紹介しましょう。
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夜の麗江はまるで『千と千尋の神隠し』の世界
ラオスとの国境に近い中国の雲南省。美しい自然に恵まれ、国内外から沢山の旅行客がやってきますが、その中でも人気が高い観光地が「麗江古城」です。
日本人であったらきっと京都をイメージするような街づくり。瓦屋根や石の階段には懐かしさを覚える人も多いでしょう。階段の角を曲がるたびに、新しいお土産屋に出会うのも、京都観光をしたことがある人なら慣れたものです。
しかし、いくつか違いもあります。
まずは城壁のない城。小さな山のように石の階段がそのまま城まで続いており、日本の城とは異なる解放感があります。
続いてトンパ文字。この地に暮らすナシ族の人たちが今もなお活用している象形文字です。キーホルダーをはじめ、トンパ文字のお土産品がいっぱいあるので、すぐに見つけることができるでしょう。
そして夜の街も独特の雰囲気があります。夕方になると、赤い提灯に明かりが灯り、どこからともなく「歌」が聞こえてきます。飲食店同士の店員や客たちが競うように歌を披露しあっているのです。
提灯の笑い声のあふれる街はまるで、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の世界。街の盛り上がりは夜遅くまで続きます。
昼と夜の2つの顔を持つ、中国の人気観光地の紹介でした。
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第138問は、こちらの写真。宝石のように美しい青い海と緑の島。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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