様々な国の機関やNGOなどが水問題に取り組む際に、井戸はひとつキーになるものでもあります。
井戸のメンテナンスも大変だったり、水が枯渇してしまったり。時として、このような問題もある中、イギリスのオックスフォード大学の研究者たちが取り組みをはじめていますので、ご紹介します。
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ケニアの水問題を解決に導く!?
彼らがケータイの技術を使って開発したのは、ケニアの地方の井戸の問題解決に向けて「Data drip」というデバイス。
このデバイスは、井戸のハンドル部分に取り付けられていて、何回ハンドル動かされたかやその数に応じてどれくらい水が使われたのかに関するデータ・情報をリサーチチームに送信する仕組み。
例えば、しばらく利用がないときには、何か異常がないか現地の人に連絡を取ったり、故障の場合はすぐに直すように手はずを整えているとのこと。
photo credit: waterdotorg via photopin cc
1万人の暮らしにインパクトを与える
8月に試験的な取り組みがスタートし、ムインギ県キューソ郡の60もの村で実施中です。1つの井戸で200名ほどに水が供給されているのだとか。そのことを考えると、試験的とはいえ、1万人を超える人にインパクトを与える仕組みとなります。
まだまだ、発展途中の仕組みですが、テクノロジーを通じた課題解決の手法には、引き続き目を向けていきたい取り組みです。
[psfk]
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