ブルネイ・ダルサラーム国という国をご存知でしょうか?
通称ブルネイと呼ばれ、ASEANにも加盟している東南アジアを代表する国ですが、国が小さいためか、知らない人もきっといるでしょう。
そんなブルネイに行くならば、ここは絶対見ておくべきという絶景スポットをご紹介しましょう。
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石の船と人工池が、オールドモスクの魅力を引き立てる
ブルネイはマレーシアに囲まれた小さな国です。国全体の面積は5,770平方キロメートルで、三重県とほぼ同じくらいの大きさになります。
石油や天然ガスなどの地下資源が豊富にあるため、とりわけ国王は巨額な財産を有しており、その富と権力の象徴として2つのモスク(イスラム寺院)が作られました。
そのうちの一つ、上の写真に描かれたモスクの名前は「スルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスク」。通称オールドモスクと呼ばれ、対となるニューモスクより30年以上前となる1958年に設立されました。
2つのモスクに共通するのは最高の素材により作られていることです。大理石や水晶など、世界各国から高級財を輸入して作られ、アジアで1番美しい寺院と呼ばれるようになりました。
内装の美しさに加え、外装やモスクの周りが美しいこともオールドモスクの魅力です。オールドモスクの周りには綺麗に整備された庭園があるほか、人口の池の上に石づくりの船が浮かべられています。
池に映るモスクはインドのタージマハルに通じるところがあり、これに石の船が加わると、世界唯一の絶景が誕生します。夜になると色鮮やかにライトアップされるため、何度も見て楽しむことができるのも特徴です。
小さな国を象徴する、大きく美しいイスラム寺院。ブルネイの国と合わせて、ぜひ覚えておきましょう。
(photo credit: Trodel via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第140問は、こちらの写真。ヒントはブルネイと並ぶ小さな国の絶景スポットであり、正解は次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
▼「絶景Q」を最初から楽しみたい方はこちらから!
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