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今月初め、世界銀行は、西アフリカ・モーリタニアと新たなパートナーシップ戦略(Country Partnership Strategy)を結ぶ事を発表しました。

2016年までの4年間で、世界銀行と一緒にモーリタニアは国を発展させていくという内容です。

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世界銀行も本気のパートナーシップ

世界銀行パートナーシップモーリタニアディレクターのソングさんは、次のように言います

この新パートナーシップはモーリタニアの「貧困削減目標」に大きく貢献するだろう。

モーリタニアの開発に、世界銀行が参入することで、今急成長している国の鉱業からの雇用創出、都市部での民間企業の進出、そして社会福祉の改善などに欠かせない課題解決へと繋がる見込みです。

今回の援助金は、世界銀行管下のMIGAとIFCが、1億ドル(約100億円)をモーリタニアの発展のために出資します。西アフリカの成長基盤となるように、「持続可能な成長」というフレーズをスキームの中に盛り込んであります。

また、インフラ開発、民間企業の促進、金融機関の強化をし、経済の多角化も図ります。多くのセクターを巻き込み、国を挙げての開発を目指す事で、より包括的な成長に繋がるのです。

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農漁業などの新産業を育て上げる

前述した鉱業の他にも、水産業と農業セクターの潜在力を、世界銀行の今までのナレッジと経験で最大限に生かします。

そして、経済の骨格となる「教育」にも重点を置き、政府が既存のモデルよりも効率化されたセーフティネットを提供できるようにトレーニングします。

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違いは提携

これまでにもモーリタニアは、他の国際機関などから援助金を受け取っていました。しかし、どれも短中期で、中途半端に終わってしまう傾向がありました。

一方、今回のパートナーシップは、援助金、世界銀行のサポート、人材派遣、長期的持続的であることなど、国がうまくステップを踏んで発展していくには欠かせない要素がたくさん含まれています。

今後のモーリタニアの成長に注目です!

[allAfrica]


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