【絶景Q】No.145 世界で最も早く一日が始まる国！キリバスの水上ゲストハウス「タボン・テ・キーキー」

飛行機に乗るといつも考えることがあります。

それは日付変更線の存在。地球を一周すると、必ず日付が変わる線をまたぐことになるのです。初めて日付変更線の存在を知ったときの衝撃は今でも覚えており、時間は人間が決めたものであることを知りました。

さて、今回はその日付変更線に最も近い国、キリバスの絶景をお伝えします。世界で最も早く一日が始まる国の紹介です。

日付変更線と赤道の交点にある太平洋の島

キリバスは、太平洋の真ん中にある小さな国です。人口は約10万人。日本の市町村と同じくらいの規模と言えば、想像できるのではないでしょうか？

そんなキリバスの中心産業は観光業。美しい自然を持つキリバスには、周辺国のみならず海外からも観光客がやってきます。海の透明度が高く、シュノーケリングやダイビングにもピッタリです。

他にも海鳥の生息地としても有名であり、キリバスの国鳥でもあるグンカンドリを初めとした沢山の海鳥を見ることができます。島周辺の海には魚が豊富におり、また島には野生動物がいないため、海鳥たちにとってこれほど適した環境はないのです。

そしてキリバスと言えば日付変更線です。キリバスは地球上で最も早く新しい１日が始まる時間帯「UTC+14」（＝ハワイ時間+24時間）を採用しており、ここで見る日の出は世界で一番早いことになるのです。

日の出を見るなら、北タラワにある宿泊施設「タボン・テ・キーキー」に宿泊すると良いでしょう。海の上に建てられたゲストハウスで、海風を感じながら見る太陽はきっと脳裏に焼き付くに違いありません。

太平洋の真ん中へ、絶景探しの旅はいかがでしょう？

(photo credit: jopolopy via photopin cc)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう？〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

第146問は、こちらの写真。同じく水上ゲストハウスですが、こちらは世界的にも有名な観光地であるため、ご存知の方も多いのではないでしょうか？この絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに！

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