億万長者。この言葉を聞くと、マイクロソフトのビルゲイツなどを思い浮かべる方が多いのではないのでしょうか?
アメリカや他の先進国の起業家が思い浮かびますが、実はアフリカでは、他の国をしのぐ勢いで数多くの億万長者が生まれているのです。
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数字で読み取れるアフリカの発展
最近の調査結果によると、アフリカの10ヵ国で55人もの億万長者が生まれているそうです。この数は、ラテンアメリカ圏内の億万長者51人という数に匹敵(Forbesの調査より)。
55人の資産総額は、1,000億ドル(約100兆円)以上に上るそうで、昨今のアフリカの経済事情が読み取れます。
アフリカのビジネス雑誌によると、資産総額が一番大きいビジネスマンは、セメント・砂糖・小麦業界の重鎮である「Aliko Dangote氏」とのこと。ナイジェリア人である彼の資産総額は、なんと20億ドル(約2,000億円)。日本人と比べると任天堂創業者の山内氏と並びます(Forbesの調査結果)。
Aliko Dangote氏(Photo:Wikipedia)
アフリカ大陸で活躍する女性たち
2番目にランクインするのは、南アフリカのファイナンス業界で働く「Allan Gray氏」の総資産8億ドル(約800億円)が続きます。女性では、石油業界の巨頭「Folorunsho Alakija氏」がトップで、総資産は7億ドル(約700億円)です。
最年少の億万長者は2名いて、どちらも38歳。ナイジェリア人であり石油貿易会社を経営している「Igho Sanomi Igho氏」と、タンザニア人であり、織物業界の重鎮「Mohammed Dewji氏」となっています。最年長は84歳で、アフリカの億万長者の平均年齢は65歳になるそうです。
活躍している平均年齢が高いのが少し気になりますが、これからますます発展していくアフリカ。GDPの成長率も著しく、これからも目が離せませんね。
[The telegragh & 世界の億万長者ランキング(日本語)]
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