みなさんは、人権について、どのくらい過去の出来事が記憶にあるでしょうか?
今回は、1993〜2013年までの「人権」の20年を表現した、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の動画を紹介します。
ルワンダ虐殺、アウンサンスーチー、アラブの春…
まずは、ルワンダの大虐殺。94年にアフリカの小国ルワンダで起こった、多数派フツ族による少数派ツチ族の虐殺です。50万人〜100万人が亡くなったと言われています。
元ユーゴスラビア大統領のスロボダン・ミロシェヴィッチ。彼は、同国の憲法に違反し、国連旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(オランダ・ハーグ)に身柄を移送され、人道に対する罪などで裁判が行われました。
ミャンマーにおける非暴力民主化運動の指導者、アウンサンスーチー。軍事政権との対峙、そして度重なる自宅軟禁を乗り越え、2010年に軟禁が解除されました。
こちらも記憶に新しい、アラブの春。2010年末から11年にかけて、北アフリカ、中東諸国で起こった一連の民主化運動のことです。一部の国では民主化への進歩が見られることもありました。
今年7月12日の誕生日に国連にて、世界中に基調スピーチを行ったパキスタン出身のマララ・ユサフザイちゃん。「普遍的な教育の権利」を目指して、様々なメッセージを発している活動家です。
イタリア・セリエAのACミランに所属するケヴィン・プリンス・ボアテング選手は、イタリア4部のプロ・パトリアとの親善試合の前半途中にファンの発した差別的発言に怒り、ピッチを立ち去ったことで称賛されました。
このような様々な人権に関するイベントを振り返り、当事者や活動家たちのメッセージも伝えながら、20年のサマリーを伝えています。
ぜひ関心のある方は、動画やOHCHRの活動についてもチェックしてみてはいかがでしょうか?
[20 years of human rights – the road ahead]
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