農村部から都会に出稼ぎに。海外から母国に。外に出て、お金を返す「仕送り・送金」。
途上国から先進国に出向いた人々による送金(Remittances)は、世界の貧しい人にとって重要な所得になります。
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途上国への送金額は約40兆円
先日、途上国への仕送りが、昨年より6.3%も増え、4100億ドル(約40兆円)にのぼったことが世界銀行から発表されました。
開発業界で働くキンフアさんは次のように言います。
インドと中国だけで世界の送金規模の三分の一を占め、膨大な人口が大きく世界の雇用市場に流れています。
南米以外では送金額が伸びている
さらにキンフアさんは続けます。
途上国への送金額はこれからも増加し、9%の年間成長率で2016年には約5400億ドルに達するでしょう。
世界銀行によると、南米以外の世界中の国では送金額が伸びているとのこと。アメリカの不況によって、仕送り額が減少していることが理由だそうです。
グローバリゼーションがさらに活性化されていく21世紀。途上国と先進国がどんどんつながりを持っていくことは間違いないでしょう。
[世界銀行]
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