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雄大な自然に生息する様々な野生動物。アフリカのイメージとして、 そんな風景を思い浮かべるの方もいるのではないでしょうか。しかし近年、その動物たちが密猟者により絶滅の危惧にさらされています。

今回紹介するのは、ロンドン動物学会が運営するiOSアプリの「Instant Wild」。 現地に設置されたカメラの画像を通して、動物たちの様子を見守ることができるアプリです。

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ユーザー参加型で保護員の負担を軽減

アフリカでは、野生動物の密猟が年々深刻化しています。例えばサイは、角を狙う密猟者により11時間に1頭が殺されているのです。そんな現状を改善しようと開発されたのが、アプリ「Instant Wild」でした。

このアプリのカメラは、水飲み場などの動物が現れそうな場所に設置されています。そこで捉えられた動物たちの姿は、衛星を通じて即座にネットワークにアップされ、ユーザーは「今」の動物の様子を確認することができるのです。

異変があれば、プラットフォームに用意された 「Field Guide」で写真の動物を特定して報告できます。このアプリを活用すれば、一般の人でもこうして保護活動への参加ができるので、 現地の保護員の負担はかなり軽減されることになるでしょう。

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Googleも期待する新しい動物保護

「Instant Wild」は、Googleや英国ケンブリッジ公爵結婚記念チャリティー基金などから資金を得て運営されています。すでにスリランカなどで導入されており、 将来的にはインドネシアや南極でも活躍しそうです。

現在は、乗り物の音を識別したり、銃声のあった場所を特定する機能を追加したカメラも開発中とのこと。動物たちを密猟者から守るため、日々奮闘してされています。

こちらのサイトで、「Instant wild」で捉えられた動物たちの最新の写真を見ることができます。普段は見られない野生動物の姿を、少し覗いてみてはいかがでしょうか。

[Instant wild]


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