以前、『アフリカにおける環境・貧困問題の解決を目指すCSR活動「三菱商事欧州アフリカ基金(MCFEA)」』という記事で、三菱商事のCSR活動の一つについて紹介しました。
この取り組み以外でも同社は、ビジネスを展開する国や地域に対して、現地の人々のニーズに合った様々な社会貢献活動を実施しています。今回はその中でも途上国・新興国で展開している6つの活動の紹介です。
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無電化村に太陽光発電の外灯を寄贈(インド)
スワミナタン財団の協力のもと、インド東部オリッサ州・コラプット地域の無電化村に太陽光で発電する外灯200基を寄贈。この活動によって、地域経済の発展や治安の向上にも寄与しています。
ジャワ中部地震復興支援(インドネシア)
2006年5月に発生したジャワ中部地震の復興支援として、(財)日本フォスタープラン協会と共同で新乳幼児センターを建設。2007年5月に完成し、住民が主体的に設計や運営に関与する仕組みで運営され、乳幼児、母親など約140名が受益者となっているそうです。
バルドー博物館への車両寄贈(チュニジア)
2007年度、「アフリカのルーブル」と称される、チュニジアのバルドー博物館に対してピックアップトラックを寄贈。1882年に創設され、歴史的に価値の高い作品が数多く収蔵されている同博物館では、寄贈車両は遺跡の調査や発掘作業、美術品の運搬などに活用されるとのことです。
ダカールで産科医院を開設(セネガル)
セネガルで問題となっていた、慢性的な産科医院不足の状態。医療事情の改善への貢献に向けて、首都ダカール郊外に2つの産科医院を建設しています(2008年4月にオープン)。
小中学校に教室を寄贈(フィリピン)
教育を重要課題とするフィリピン政府からの呼びかけがきっかけで、2006年から小中学校に教室を寄贈するプロジェクトに参加。3年間で20教室を寄贈しています。
スクール・オブ・ザ・フューチャー(グアテマラ)
グアテマラの貧困地域の教育支援として、現地の教育省のプロジェクト「スクール・オブ・ザ・フューチャー」に協力。ピックアップトラック2台の寄贈を行い、不便な場所にある学校への機材の運搬や先生の巡回用として活用されるそうです。
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今回紹介した6つのCSR活動を見ただけでも、三菱商事のグローバルな社会貢献について知ることができます。引き続き、企業のCSRの取り組みについて紹介していきます。
[三菱商事]
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