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途上国で人口が急増していることは、メディアでよく耳にするようになってきました。特にアフリカでは、若年人口が伸び続けています。

そんな中、世界銀行がこれからの若者のための“職”に関するインフォグラフィックを作成したのでご紹介します。

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未来の雇用市場の状況は深刻

15歳から24歳までの若い人たちは、「人口が増えるのと比例して増えない雇用機会」に悩みはじめています。おおよそ2.2億人、途上国の20%の若者はニート(教育・雇用・職業訓練等のいずれにも参加していない無職の状態)ということです。

さらには、途上国の若者の失業率は、先進国の2〜4倍と言われています。サブサハラアフリカにおいては、満24歳の若者の半分が、無給で農業セクターで働き、若年人口は2025年までに今の26%ほど増えるとの結果です。

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職が足りない

雇用市場が競争化していくにあたり、より多くの生産的な仕事が生まれる必要があります。毎月、約100万人がインドの雇用市場に入り、世界中で約6億の職が今後15年間で、既存の就業率を保つためには必要になるとのこと。

さらに、4人に1人の若者が、一日の給料が1.25ドル以上の仕事を見つけられていません。

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多くの根本は教育に関わっている

2億人の途上国の若者は、働くために必要なスキルを身につける前に初等教育を諦めてしまっています。そして、低所得国では、73%の労働人口が読み書きできません。

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若者の職のためのイノベーション

上記の若者の雇用問題を解決するには、教育・技術トレーニング・ビジネスを始めるためのサポートのカテゴリーなどでのイノベーションが必要です。

そこで、世界銀行の女性雇用イニシアチブでは、現在1万7千人の働くために必要なスキルを身につけるためのトレーニングを世界8ヶ国で実施しています。

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例えば、西アフリカ・リベリアでは、約2500人の若い女性たちが事業開発のためのトレーニングを受けています。その結果、50%の雇用増加し、給料が2倍になるという、絶大な効果をもたらしました。

まずは雇用市場で求められているスキルを持っている若者を増やし、全ての若い人たちが何にでもチャレンジできる仕組みを形成していくことで、世界中の経済発展を促進させることができるのでしょう。

[世界銀行]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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