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みなさんはストリートチルドレンをご存知でしょうか?

自分たちの生活費を稼ぐため、歌を歌ったり靴を磨いたりゴミを漁ったりしながら都市の路頭で生活をしている子供たちのことです。

今回は、「ストリートチルドレンをアーティストにしよう」ということを掲げて取り組んでいる「Ffrash Project」について紹介します。

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ゴミを漁るインドネシアの子供たち

ジャカルタ周辺に住む約1,600万人が出すゴミは、毎日約6,500トン。ゴミは集積場へと運ばれますが、それを求めてストリートチルドレンが集積場に群がります。

しかし、そこから得られる収入は微々たるもの。現状から抜け出せるような稼ぎまでは決して得られません。

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オランダのデザインがインドネシアで形に!

「Ffrash」は、ゴミから家具や雑貨を作り出すプロジェクト。ストリートチルドレンに職業訓練として家具や雑貨の作り方を教育し、自立を支援するという仕組みです。

デザインは世界的にも有名なオランダのブランド「ooms」所属のデザイナーが手がけています。そのデザインをもとに子供たちがゴミから製品を生み出していくのです。

完成される製品は非常に美しく、もはや”ゴミ”とは程遠いものです。また、子供たちはプロダクト制作と同時に、自分たちの製品を売る為のマーケティングについても訓練を受けているとのこと。

持続可能なプロジェクトを目指して

このプロジェクトの製品販売によって出た利益は、ストリートチルドレンの自立を目指す現地のNPO団体「KDM」に寄付されます。

“アーティスト”になったストリートチルドレンが、「ゴミ」から生み出すものはきれいな椅子やランプ、そして自分たちの未来です。

こんな活動をぜひ応援していきたいですね。

[INHABITAT]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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