東南アジアの新興国であるフィリピンとマレーシア。
先日、マレーシア大手の電力会社「Mudajayaグループ」が、フィリピンで1.6億ドル(約150億円)規模の再生可能エネルギー事業を始めたとのこのです。
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風力発電でパートナーシップを組む!
MudajayaグループのCEOのジョセフさんは次のように言います。
我々は最終的に、200MWのエネルギーを生みたいと考えている。まずは50MWを目指し、そのための投資額が1.6億ドル。そして、将来の目標は、東南アジアで最大級の風力発電を開発することだ。
今回の事業では、フィリピンのセブ島1万8千ヘクタールの土地を使い、この地では初めての風力発電用の風車を設置します。
再生可能エネルギーを東南アジアに広める
マレーシアのMudahayaグループがフィリピンに自社の風力エネルギー事業を展開していく今回のプロジェクト。
その際、フィードインタリフ(固定価格買い取り制度)という助成制度を通し、これだけ大規模な風車の設置でも、助成水準が法的に保証される仕組みとなっています。
実はフィリピンの35%の全体エネルギーは再生可能となっているのです。今後、東南アジアの新興国が世界のエネルギー事情の先頭を進むことになるよう期待したいです。
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