途上国の抱える大きな問題の一つに医療があります。
エイズやマラリアなどに対する取り組みは多いですが、視力障害についてはなかなか普及していないことも確か。しかし、最近ではテクノロジーなどを活用した解決策も出てきています。
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簡易的な目の検査を可能にする「Peek Vision」
トジョウエンジンでも、上記のようなグッドアイデアを紹介してきましたが、今回は、途上国において簡易的な目の検査を可能にするシステム「Peek Vision」です。
これは、スマートフォンアプリとハードウェアをセットで使用し、スマホのカメラを通じて目を映し出すことで視力や視野、色覚、さらには網膜検査などの検査を容易にします。
途上国のデータを先進国で診断
イギリスの「International Centre for Eye Health(ICEH)」で開発されたこのシステムでは、途上国や新興国でスキャンされたデータを収集し、ロンドンの病院で診断に回されるという仕組みをとっています。
アプリを活用することで、すぐに先進国の医者が診断できるメリットがあり、受信者の所在地もグーグルマップに記録されるため、万が一治療に向かうときにもスムーズなのです。
今回紹介した「Peek Vision」のような途上国におけるヘルステックの領域にも目を向けていきたいですね。
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