MDG : A boy stands in front of turbines at the Ashegoda wind farm, Ethiopia

アフリカ諸国の経済が急成長すると同時に、それをカバーできるエネルギーが必要となってきます。トジョウエンジンは以前から、途上国における“風力発電”の活用例をご紹介してきました。

そんな中、東アフリカのエチオピアで、アフリカ最大の風力発電所がオープンしました。

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年間約4億KW発電するアフリカ最大の風力発電所

発電所は、首都アジスアベバから北に760キロ離れたティグレイという場所に位置しており、「Ashegoda風力発電所」と名付けられています。

ドイツのLahmeyer Internationalと、フランスのVergnet社2億ドル(約200億円)かけて共同建設。120MWほどの容量を持っており、年間約4億KW発電するそうです。

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photo credit: Wendell via photopin cc

再生可能エネルギーが国を支える

エチオピア政府は、再生可能エネルギーで東アフリカ経済を引っ張っていくことを目標としています。

国の経済成長率はこの10年間で年率10%を超えている一方で、停電は日常茶飯事、そして人口の半分以上が電気にアクセスできない生活を送っています。

今回の風力発電所オープンについて、Greenpeace Africaキャンペイナーのマラガさんは言います。

アフリカ大陸にはクリーンエネルギーの普及が非常に重要で、このようなエチオピアの取り組みは素晴らしいことです。

先日、オバマ大統領も70億ドル(約6940億円)のアフリカでのエネルギー開発事業を発表しましたし、この流れをエチオピアがリードしていくことに期待したいですね。

[The Guardian]


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