フィリピンを直撃した台風30号、地元では台風ヨランダと呼ばれています。
様々な自然災害の場で、国連・国際機関を調整し、人道援助活動を効率化させる役割を担う「国際連合人道問題調整事務所(OCHA)」。多くの報道機関がバラバラの現状を伝える中、OCHAが現地点での被害状況をインフォグラフィックで発表しました。
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助けが必要な現状が把握できるインフォグラフィック
約1180万の人々が今回の台風の被害を受け、92万人以上が家を失いました。また、995個の避難所が設置されていますが、57万人は野外での生活を強いられています。
現状を断ち切るためには、約3億ドル(300億円)が必要とされており、今までその内の約14%が供給されました。
約13万世帯が壊滅状態で、250万人が食べ物を必要としており、11万人以上の乳幼児が栄養援助を待っています。
世界各国から続々と助けは来ている
しかし、まだ被災地のインフラも整ってない中、世界中から多くの団体・国際機関・政府が救援物資を届けに一番被害の大きかったタクロバン市に到着しています。
すでに25の人道団体が到着しているそうです。感染症などの二次災害なども懸念されていますが、こんな時だからこそ世界が一つになり、協力し、お互いのできる事から援助を進めていくことを願います。
[OCHA]
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