途上国の人々の生活を大きく変える、マイクロファイナンス(貧困者向けの小口金融)。
先日、シティグループとOPIC(Overseas Private Investment Corporation)が、ヨーロッパのグルジア共和国でのマイクロファイナンスを推進させるために、1000万ドル(約10億円)をローンで貸し出すことが発表されました。
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グルジア銀行から国民へ
貧困層に小口のローンを無担保で貸し出し、所得が増えることを目指すのがマイクロファイナンス事業です。例えば、ミャンマーのローン返済率は98%を超えるそう。
今回のローンは、主にグルジア銀行のポートフォリオの中のマイクロファイナンスのサービスの拡大に利用されます。
マイクロファイナンスを周辺諸国へ広げる
グルジア銀行CEOのジラウリさんは言います。
シティグループとOPICがグルジアでのビジネスを融資することで、グルジア銀行はより多くの国民にビジネスをスタートすることができるチャンスを与えられるだろう。そして、中小企業をサポートすることで、グルジアの経済にも大きく貢献する。
シティグループとOPICでジョイントベンチャー(共同企業体)を組み、今後は新興国でマイクロファイナンス事業をさらに広めていくそうです。
大企業がこのような形で、新興国に進出するケースが増えていく事に期待していきましょう。
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