スリナム共和国という国をご存知でしょうか?
南米最小規模の国であり、ご存知の方も少ないでしょう。
しかし、面積とは対照的に、世界遺産に登録されるような動物の宝庫でもあります。「中央スリナム自然保護区」と生息する動物についてご紹介しましょう。
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2000種類の動物が暮らす大自然
スリナムは1975年にオランダから独立した若い国です。面積は日本の2分の1、人口はようやく50万人を越えた程度と、南米で最も小さな規模の国です。
規模の他に大きな特徴は公用語がオランダ語であること。南米でオランダ語を母国語としている国はスリナムしかありません。そのため、国際社会であまり目立つこともなく、観光システムの整備も遅れました。
そんなスリナムの観光人気が出始めたのは、2000年にスリナム中央部にある自然保護区がユネスコ世界遺産に登録された時。熱帯気候で人の手が入らなかった自然には、独自の生態系が築きあげられてきたのです。
驚くべきは動物の種類の数。ほ乳類が約200種、鳥類が約700種と、2000種類以上の動物が確認されています。もちろんその中には、ここでしか見ることができない固有種も存在し、動物好きな方にとっては楽園のような場所でしょう。
誰も見たことがない動物に出会う旅、ぜひ行ってみたいですね。
(photo: TripAdvisor)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第181問は、こちらの写真。ヨーロッパの古い街のように見えますが、実はここも南米です。この絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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