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以前からトジョウエンジンでは、中東イスラエルから生まれている画期的なベンチャー企業に注目してきました。

そんな中、米Appleが、3Dモーションセンサーを開発している、イスラエルの「PrimeSense」を買収するとのニュースが入ってきました。

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多くの大企業を支えているPrimeSense

実はAppleは、今年7月にも買収の交渉をしており、その際の金額は、約2億8000万ドル(約280億円)でした。そして今回、約3億4500万ドル(約345億円)でPrimeSense側が承諾したとのことです。

PrimeSenseの本社は、イスラエル経済の中心都市テルアビブにあります。初代Xboxなどに使われた、米Microsoftの「Kinect」と呼ばれるジェスチャー入力コントローラーや、米iRobotの遠隔治療アシスタントロボットにも技術提供をした実績があります。

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Apple, CEO ティム・クック Photo: Reuters

噂の「iTV」プロジェクトのための買収か!?

PrimeSenseのモーショントラッキングを利用し、Appleの既存のiPadやMacBookにこれらの技術が導入されることも考えられます。

しかし、VentureBeatによると、今回の買収の本当の狙いは、Appleのスマートテレビ「iTV」の開発強化にあると言われています。

Appleはこの件に関してコメントを控えていますが、PrimeSenseの担当者はこう言います。

我々は、顧客や企業同士の情報についてコメントはしません。しかし、PrimeSenseは3Dモーションを大きな市場で今後も広げ、リビングルームや携帯デバイスなど様々な場所で、我々の技術が使われることを目指します。

“起業ブーム”と言われる新興国イスラエルが、今後も世界の大企業と共に人々の生活を変えていくことに期待したいです。

[MacRumors]


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