Photo:Washadvocates
11月19日は、国連が制定した「トイレの日 / World Toilet Day」でした。この国際的な日では、トイレに関するタブーを破り、世界的な公衆衛生への挑戦に焦点を置いています。
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ゲイツ財団のGlobal Development Programのバーウェルさんは言います。
過去200年間で、“トイレ”という大発明よりも、人々の命を救い、健康を促進したものはありません。
そんな中、世界銀行が「トイレの日」にちなんで、インフォグラフィックで“トイレの可能性”を表しているのでご紹介します。
トイレが与えるインパクトとは?
公衆衛生へのアクセス不足は、年間世界で約2600億ドル(約26兆円)のコストがかかっています。
いまだに、世界の人口の3分の1にあたる、25億人がトイレに不自由している現状です。
サブサハラアフリカに住む69%、南アジアに住む62%の人々は、公衆衛生へのアクセスがありません。
平均で、不十分な公衆衛生は、国のGDPの1.5%を失うことに繋がると言われています。
ちなみに、18のアフリカの国では、毎年55億ドル(5560億円)ほど失っており、インドでは540億ドルだそうです。
保険衛生のためにアクションを起こす!
世界的に公衆衛生が普及すれば、1ドル投資するごとに約5倍のリターンを得ることができると言われています。
他にも、観光・治安・土地価格・水質など、様々な利点を生み出します。
トイレが途上国を変える!
今後、公衆衛生向上のためには政策提言、そして資金が必要となります。また、途上国の状況が深刻な地域を優先し、持続的なサービスを展開していくことも大切です。
このようにトイレは、途上国の人々の生活、社会、そして経済発展に繋がる大きな可能性を秘めています。「トイレの日」をきっかけに、このような取り組みが盛んになることを願います!
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