Photo: Africa Green Media
最近では、海外の大企業が工場やオフィスをアフリカ諸国に移す例も多くなってきました。
世界最大の食品・飲料会社「ネスレ(Nestlé)」は、過去3年間で、約2000万ドル(約20億円)をジンバブエでの工場設立や設備投資に使ってきました。
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同社は今後、さらに生産を増やしていき、アフリカ内部での輸出事業を拡大すると公表しています。
アフリカ南部における長期的な事業拡大
ネスレジンバブエのディレクターを務めるカサンデさんは言います。
我が社は今後、アフリカ南部のマラウイとザンビアへの輸出を中・長期で増やしていきたいと考えています。
すでに、2000頭の牛を大規模農場を持つ農民のために、さらに2000頭を小作人のために輸入しています。これらは全て、2011年に始まった約1400万ドル(約14億円)のエンパワーメントスキームの一環で、2016年まで続けられるそうです。
雇用創出の拡大も図る
今回、ネスレの工場拡大は、周辺地域で新しい雇用を生み出します。他企業を見ていると、資本不足により、多くの製造業企業はうまくアフリカという土地でのビジネスを成功させることができていません。
しかしネスレは、工場から販売まで全ての製造ライン・ロジスティクスを賄うことも多く、大きなインパクトを与えることができます。このように、大企業が新しい市場開拓の先頭を行き、アフリカが全世界からビジネスマンが集う場所になることを期待していきたいです。
(News Day)
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