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世界で最も大きな「壁」は何でしょう?

「万里の長城」が世界で一番巨大な壁だと言うと違和感を感じる人も多いでしょう。

英語で「Great Wall」と呼ばれるにもかかわらず、それが「壁」であることを忘れてしまうくらい大きな建築物が中国にはあるのです。

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国を守るために作られた、世界で一番大きな壁

「万里の長城」は、中国の歴史上の王たちが、北方民族の侵入を防ぐために作った城壁です。紀元前3世紀の秦始皇帝から始まり、明の時代が終わるまでずっと壁が作られ続けてきたのです。

建設にかけてきた時間も凄いですが、やはり驚くべきはその長さ。2012年に発表された長さは21,196.18kmであり、「万里」の名前にピッタリです。

想像してください。日本の北海道から沖縄までの距離が、長くても3,000kmと言われていますが、6往復してもまだ2万キロには達しません。そう考えると「万里の長城」がいかに巨大な壁であるかがよく分かるでしょう。

国民を守るために作られた壁は、長い年月をかえて、世界で最も大きな建造物になりました。そして1987年には世界遺産に登録され、今では中国で最も有名な観光名所です。

毎年世界中から観光客が壁の上を歩いているのを、昔の人たちが見たら何を思うでしょうか?いろんな思いが巡る中国の絶景スポットです。

(photo credit: Stuck in Customs via photopin cc)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

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第190問は、こちらの写真。ライトアップされた美しい黄金の宮殿。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!

▼「絶景Q」を最初から楽しみたい方はこちらから!

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