こんにちは!インドネシアプロジェクトの尾崎です。今回はインドネシアの自動車市場について紹介したいと思います。
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インドネシアはほとんど日本車
私がインドネシアに着いてまず思ったのは、「あれ、ここジャカルタだよね?」ということでした。
そこには多くの日本車が走っていました。トヨタ、ダイハツ、ホンダ、ニッサン、たまにヒュンダイ、ベンツという感じ。それもそのはず、何と日本勢のシェアは95%を誇り、日本よりも日本車のシェアが高いのです。
成長著しいインドネシア自動車市場
インドネシアの自動車市場の成長は著しく、今年の1月〜10月までの販売台数は101万台以上で、昨年同時期の92万台から10%程の伸びを見せています。
販売台数は3年連続で過去最高を更新しており、今年もその記録を伸ばすのは間違いないようです。
一方、今年1月から10月の日本における販売台数は、日本自動車販売協会連合会のデータによれば約270万台。インドネシアの人口が2億4000万人と日本の2倍近くある事を考えても、まだまだ伸びる市場です。
トレンドは低価格車
インドネシアではもともとミニバンが主流でしたが、最近の流行は100万円以下のコンパクトな低価格車。
消費者の購買力低下、インフレの進行に加え、インドネシア政府によるエコカー減税政策の実施が主な理由のようです。部品の現地調達率90%以上、燃費が20km/lを満たしている場合、贅沢税の25〜100%が減税されるとのこと。
ホンダ、ニッサンは苦戦
各メーカー別の販売台数を見ると、この10ヵ月での販売台数トップはやはりトヨタで357,332台。次点はなんとダイハツで154,156台。
続いてスズキ(134,428台)、三菱(131,407台)、そしてホンダ(76,888台)、ニッサン(52,712)と続きます。
日本のシェア構造とは違うようですね。
画像:ダイハツインドネシアのHPより
このように、かなり親近感を持ってみられるインドネシア自動車市場。インドネシアに訪れた際には、ぜひ車にも注目してみて下さい。
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