photo credit: Meena Kadri via photopin cc
人口12億人を抱える南アジアの新興国、インド。
人口増加と同時に、人々の必需品である携帯電話の数も増えており、インドの携帯電話が生み出す経済効果も可視化されてきています。
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カギは携帯電話の契約数
「Vodafone Institute Survey」が出した統計によると、携帯電話の契約数増加に伴い、2010年から2020年の間で、インドの一人当たりのGDPは毎年51ドルずつ増えていくそうです。
2010年から2012年まで、インドの一人当たりのGDPの約11%は携帯電話によるものでした。2012年から2015年は4.9%、そして2015年から2020年は2%弱になると予想されています。
また2020年には、インドの100人に69人が携帯電話を所有しているそうです。2011年からの2年間で、インターネットを使うためのプラットフォームは、パソコンよりも携帯電話の方が多くなりました。
先進国より途上国の方がインパクト大
さらに、途上国で携帯電話が作りだす社会・経済的効果は先進国よりも大きく、まさにボーダーレスにビジネスを行なうことを可能にしているのです。社会的にも、携帯電話の契約数増加と、その国の国民の政治参加の数は比例しています。
しかし、それでもまだ問題は残されており、特にインドでは早急なインフラ整備が必要と言われています。携帯電話が途上国の人々の生活を変え、貧困層から抜け出すチャンスを作り出していくことが期待されますね。
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