皆さんは「デング熱」をご存知でしょうか?
デング熱は、アフリカ南部や、東南アジア、南米などの熱帯地域を中心に猛威をふるい、毎年5000万人から1億人もの人が感染しているといわれています。
症状としては、高熱や頭痛、筋肉痛などが挙げられますが、症状が重くなると出血熱などを引き起こし、時には死に至る場合もある恐ろしい病気です。
(2014.09.03追記)
日本国内でデング熱の感染が広まっているとのこと、デング熱にかかった際の注意点をまとめました。ぜひご確認ください。
フィリピンでも恐怖のデング熱
フィリピンでも、毎年およそ5万人の人がデング熱に苦しめられているそうです。
フィリピン現地で教育プロジェクトを進めていると、体調を崩すこともあるのですが、そんなとき現地のプロジェクトパートナーは
「もし高熱が出て、激しい頭痛がするようなら必ず病院にいってくれ。デング熱の恐れがあるから。もし鼻血が出たら48時間以内に緊急入院だよ。死ぬ可能性だってある」
と非常に心配します(普段はたいへん陽気なのですが)。
それほど現地の人にも恐れられているデング熱。主な原因は、デングウイルスを媒介した蚊に刺されることで感染することにあります。
デング熱を防ぐ画期的な発明
このデング熱を防ぐ画期的な方法が発明されました。
それがこの”蚊取りボトル”です。
作り方はとてもカンタン。
材料はペットボトル、水、イースト、ブラウンシュガーだけ。
ペットボトルの口を切り取り、水、イースト、ブラウンシュガーを混ぜ合わせて、口の部分を逆にしてフタをします。なんとこれだけです。
カンタンですが効果は抜群です。フィリピンでのデング熱感染例の前年同月比が55%も下がったそうです。
蚊取りボトルに関する動画もあるのでぜひご覧になってみてください。
安価でシンプル、かつインパクトの大きな、すばらしいアイデアですね!
(参考:Maynilad Water Services: Dengue Bottle、AdGang)
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