2013年、途上国で撮影された24枚の写真。そこには、きっと、あなたの知らない途上国の姿があります。
1. シリア(1月2日)
Andoni Lubacki/AP
サッカーボールを蹴る、シリアの反政府軍兵士。国連の発表によれば、21カ月にも及ぶこの混乱によって、6万人以上が殺されたと言います。
2. フランス領ギアナ(1月15日)
Jody Amiet, AFP / Getty Images
南アメリカの南部、フランス領ギアナの首都である、カイエンヌの道路に打ち寄せる波。押し寄せる波によって多くの家屋が被害を受けています。
3. インドネシア(1月20日)
Ulet Ifansasti, Getty Images
北ジャカルタを洪水が襲った際に、軍によって避難させられる現地住民。この洪水によって少なくとも21人の方が亡くなりました。
4. 中国(1月29日)
ChinaFotoPress / Getty Images
朝の運動に参加する中国軍兵士。気温はマイナス30度だとか。
5. パキスタン(2月26日)
Muhammed Muheisen / AP
ラホールのレスリング場にて、ウォームアップを行うクシュティレスラー。千年以上の歴史を持つクシュティは、インド・パキスタン風のレスリングであり、パキスタンの国技でもあります。
6. インド(3月21日)
Burhaan Kinu / Hindustan Times / Getty Images
ホーリー祭を祝う、Design and Innovation Academy の学生。ホーリー祭は冬の訪れと春の到来を告げる祭りです。
7. タイ(3月24日)
Nicolas Asfouri / AFP / Getty Images
メーホンソーン県にあるキャンプをヘリコプターが飛び立つときに、口を覆うミャンマー難民。35人の死者が出たキャンプでの火事の後、タイの救助隊は数百軒分のシェルターの灰を清掃しました。
8. エルサレム(3月31日)
Sebastian Scheiner/AP
復活祭の中、聖墳墓教会を歩く修道女。聖墳墓教会はキリストがはりつけにされた場所だと言われています。
9. エジプト(4月6日)
Amr Nabil / AP
カイロにてムスリム同胞団に対する反対デモを行うグループ。よりオープンな政治参加などを含む請願書を、同胞団の党首であるムハンマド・ムルシーに提出しました。
10. コンゴ共和国(4月27日)
Leon Sadiki / City Press / Gallo Images / Getty Images
反政府武装勢力、M23の男。M23は国連が行った軍事介入の決定に対して反発を強めています。
11. ルーマニア(5月27日)
Vadim Ghirda / AP
世界記録を樹立した国旗の上で、ルーマニア国旗を持つ男。ルーマニアは世界一大きな国旗を製造したことでギネスブックに登録されました。重さ5トン、大きさ349.5メートル×226.9メートル、サッカー場ほどの大きさの国旗を、200人が数時間かけて広げたのだとか。
12. インド(6月20日)
Yawar Nazir / Getty Images
深い穴でパフォーミングするドライビングスタントマン。”maut ka kuan” (深い井戸)を意味するこのパフォーマンスは、インドのサーカスで最も人気が高いもののひとつ。
13. エジプト(7月2日)
Hassan Ammar / AP
大統領府の前でエジプト国旗を掲げる、ムハンマド・ムルシー大統領の反対グループ。
14. ウクライナ(7月6日)
Sergei Supinsky / AFP / Getty Images
スラブの伝統的祭りである、夏至祭り(イワン・クパーラ)を祝い、キャンプファイアーの上を飛ぶ女性。祭りの間、人々はレースを編み、キャンプファイアーの上を飛び、裸で水の中を泳ぐ。
15. インド(7月15日)
Arindam Dey / AFP / Getty Images
インドの伝統的な祭りである、Kharchi Puja祭りの前日に、角笛を吹く聖者。Kharchi Pujaでは14柱の神が祭られる、インド最大の祭りの1つです。
16. ブラジル(7月27日)
Yasuyoshi Chiba / AFP / Getty Images
海に入る人を見つめる、2人のカトリック修道女。彼女たちは、リオ・デ・ジャネイロで開催された、青年カトリック信者の年次集会である、ワールドユースデーの参加者。ワールドユースデーには毎年、世界中から数千人の青年カトリック信者が参加します。
17. ロシア(8月23日)
Andrey Rudakov/Bloomberg / Getty Images
OAO Uralkaliによって運営されている炭酸カリウム鉱山において、掘削機の前に立つ坑夫。ロシアは世界最大の炭酸カリウム生産業者であるOAO UralkaliのCEO、Vladislav Baumgertnerを開放するよう、ベラルーシに圧力をかけていました。
18. マレーシア(9月21日)
Mohd Rasfan/AFP/Getty Images
80周年を迎える軍事パレードの中の、マレーシア特殊部隊軍人。
19. インド(10月8日)
Sanjeev Syal / AP
ラム・ダス導師の生誕祭前日にパフォーマンスを行うシーク教徒の若者。ラム・ダスは10人いる導師の中で4番目の導師です。
20.南アフリカ共和国(10月23日)
Daniel Born/The Times/Gallo Images/Getty Images
ピラネスバーグ国立公園のサイ。サイは不法狩猟対策の一環としてタグ付された後、DNAが採集されます。
21.インド(10月30日)
Prabhjot Gill/AP
ヒンドゥー教徒の祭りである、ディーワーリーに向けて陶器のランプを作る女性。別名「光のフェスティバル」とも呼ばれるディーワーリーでは、ランプを灯し、新しい服を着て、甘いものを交換し、神へ祈ります。
22.アフガニスタン(12月1日)
Noorullah Shirzada / AFP / Getty Images
アフガニスタン東部、ジャラーラーバードの難民キャンプにある青空教室で授業を受ける子供たち。アフガニスタンでは、30年にも及ぶ不安定な政治情勢によって教育制度が深刻な影響を受けています。
23. トルコ(12月7日)
Bulent Kilic/AFP/Getty Images
イスタンブールの中心街で、火炎瓶を投げ付けられた警察。警官隊とデモ隊の衝突によって、2名の参加者が死亡しました。
24.インドネシア(12月17日)
Ulet Ifansasti/Getty Images
儀式の一環としてヤギの頭をクレーターに運ぶ、坑夫。年に1度、来年の安全を祈願してヤギの頭をクレーター硫黄鉱山に埋葬します。
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