photo credit: krishnakumar omanakuttan via photopin cc
全土が砂漠気候に属し、河川が全く存在しない中東の小国、オマーン。
先日、イギリスのエネルギー関連会社BPが、オマーンでの新たな天然ガス開発契約を結んだことと発表しました。
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15年間で160億ドルもの投資
15年間の投資契約総額は160億ドル(約1.7兆円)となっており、同国の新規開発では最大規模です。
2014年から施設の建設を始め、2018年のピーク時生産量は一日10億立方(2012年の同国生産量の3割強相当)にも及ぶそう。
オマーン中部のカザンガズ田で、「タイトガス」と呼ばれるシェールガスに似た、高度な技術を要する新天然ガスを開発していきます。
中東での影響力アップを目指す
BP社CEOのダドリーさんは「何十年もの経験を生かす」と述べており、中東での同社のシェア拡大とオマーン経済の発展にも寄与させていくことが伺えます。
同国での石油・ガス開発事業で先行してきたロイヤル・ダッチ・シェル社に対抗し、世界各国へ輸出していきます。
新興国・途上国の未開拓地を今後もフル活用していくことで、途上国開発と世界のエネルギー事業双方を活性化させていって欲しいです。
[日本経済新聞]
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