アフリカにおける太陽光パネルのキットを販売するソーシャルビジネスとは？

サブサハラではまだまだ灯油がメインのエネルギーになっています。

燃料いらず、簡単メンテナンスの画期的なライト「GLOW」や国際NGOと提携した灯油ランプ、重力で発光と充電ができるランプ「GravityLight」など様々なプロダクトが誕生しています。

太陽光は一つのオルタナティブな選択肢

西欧では、1kWhあたり10〜15セントほどの電気代ですが、例えばケニアのとある地方では400倍以上もコストがかかることもあるのだとか。

そんな中で、太陽光は一つのオルタナティブな選択肢の可能性があります。今回紹介するのは、現金払いで買うことができる太陽光のキットです。

10ヵ国で21,000人の顧客を抱える

2~5ワットのソーラーパネルの場合は、顧客に前金として10ドルほどを徴収する仕組みをとっています。この程度の太陽光発電でもライトや携帯の充電をすることが可能です。

現状では、灯油のために毎週2〜3ドル支払っています。今回のキットを提供している会社「Azuri」では、10ヵ国ですでに21,000人の顧客を抱えているそうです。

キットを買ってもらう形式の途上国ビジネスは今後も進んでいくのかもしれません。

[Scientific American]