イスラエルのスタートアップ「Keepod」とNGOの「LiveInSlums」が、ケニアの首都ナイロビにある「Mathare」というスラムにPCを設置するプロジェクト「Keepod Unite」をローンチしました。
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デジタルデバイドの解消に向けて
このスラムには50万人が、十分にインフラの整っていない状態で生活していると言われています。
このような状態の中で、「Keepod Unite」はスラム内にPCを設置。教育、HIV、農業、人権に焦点を既存の活動を支援する目的で活用されます。また、PCは女性の識字率向上にも使用される予定です。
キャンペーンページでは、Keepod Uniteの目的がこのように語られています。
デジタルデヴァイド(IT技術を使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる貧富や機会の格差)を解消するための協調的な努力が行われない限り、多くの途上国はこれからも経済的な機会を失い続けることになります。私たちは、地球上に住むすべての人が、ニーズはヴィジョンに従ってPCを使うことができる世界を目指しています。
現在Indiegogoで資金調達中
「Keepod Unite」は現在、Indiegogoで3万8000ドル(約380万円)のクラウドファンディングを実施中。集まったお金は、OSなどが入った1500個の専用USBと50台の中古PCの購入、コミュニティ・コンピューター・センターの建設などに充てられるということです。
世界人口の約70%、50億人もの人が、インターネットにアクセスすることができないと言われる現代において、このプロジェクトがどこまでデジタルデバイドの問題を解決することができるのか、注目が集まっています。
Keepod Uniteの取り組みを紹介するこちらの動画も、あわせてご覧ください。
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