世界初となるドバイの取り組みに注目！ 無人輸送機「ドローン」が政府文書を国民に届ける

アマゾンが先日、無人小型機を使った配送サービスを2015年にも始めると発表したり、トジョウエンジンでも無人輸送機「ドローン」の未来はアフリカにあるかもしれないという記事をご紹介したことがありました。

そんな中、世界で初めて、中東のドバイが政府文書をドローンで輸送すると発表しました。

UAEの蝶型ドローン！

これは、UAE（アラブ首長国連邦）政府から国民に直接、必要書類がドローンで届けられるようにするプロジェクトだそうです。

ドローンは蝶に似た形の設計で、大きさ約50cm、上にはUAEの国旗が描かれています。電池で動き、4つのプロペラで飛びます。

最先端のテクノロジーを駆使

指紋と目の認証から、受取人を間違えなく識別します。

エンジニアのアルサケルさんは言います。

一年以内に、私たちはこのシステムの可能性が分かる事でしょう。どのようなサービスなのか、どこまで届けることができるかなど、将来的には国全体でドローンが使われることでしょう。

ドバイで6ヵ月のテスト期間を経て、実施される予定です。UAEの高い平均気温は時に40度を超えることもあり、さらに激しい砂嵐などの問題もまだあります。

しかし、このような形で車の使用量を減らしたり、サービスの効率化が今後、中東から次々と生まれてくることに期待したいです。

ドバイのこれまでのクレイジーな取り組みについても、ぜひご覧になってみて下さい。

［RT.com］