途上国での新たな職の創出は、この5年間で急増しています。
今後5年間でさらにこの流れは加速し、最貧困層の数を減らし、ミドルクラス(中間所得層)の割合が増えると予想されています。
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大きな地域格差
国際労働機関が発表したレポートによると、一日1.25ドル以下で生活している最貧困層の労働者の数が激減し、ミドルクラスの労働者の数が増えました。
上のチャートでは、色が所得層別に分けられており、左から茶色が最貧困、濃い青がミドルクラスとなっています。なお、0の左側は、その所得層で今までより少ない数の職が創られた、つまり雇用創出のスピードが遅いことを表しています。
中国による成長が、東南アジアのミドルクラスの数を今後5年でさらに押し上げることでしょう。その一方で、意外にもサブサハラアフリカでの好調な職の創出も注目したいです。
全体的にみると、最貧困だけではなく、ミドルクラスの増加も楽観的に捉えることができるでしょう。
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