Photo: Branding Magazine
アフリカでは、数十種類のビールブランドが存在し、人口増加に伴いその需要も高まってきます。
そんな中、世界第3位のシェアを誇るオランダのハイネケンが、エチオピアに大規模なビール工場を今年中に建設することが発表されました。
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鍵は高い人口密度と買収
エチオピアは、2008年からGDP成長率が年率10%弱ととなっており、人口密度もナイジェリアに次ぎアフリカ第2位となっています。
現在人口約9400万人。しかし、一人当たりの平均ビール飲酒量は年間5リットルと、今後成長する余地が大いにあり、今回の同国史上最大の工場建設に至りました。
実は、ハイネケンはすでに1.6億ドル(約160億円)でエチオピアのビールブランド2社を買収しています。人口増加と経済成長(平均所得向上)が見込める国へ市場を広げていく予定です。
まだ輸入ビールとして比較的高値のハイネケンですが、現地工場設立によって値下げされ、より大木のブランドが市場参入してくることに期待したいです。
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