2010年に発見された油田で国際的に大きな注目を集めているガーナですが、西アフリカではIT(情報技術)も近隣国のナイジェリアと一緒に進んでいる国としても知られています。
そんな中、アメリカのロックフェラー財団が、ガーナのIT業界を活性化させるためのITセンター立ち上げのために380万ドル(約4億円)を提供しました。
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Digital Jobs Africaイニシアチブ
2013年からロックフェラー財団は、100万人の生活水準をITスキルで向上させる1億ドル(約103億円)のプロジェクトを進めており、今回のITセンターの立ち上げもその一環となっています。
ガーナの首都・アクラに8月に設立され、まずは1万人を雇用する予定とのこと。世界銀行と協働で支援され、主にIT企業や海外直接投資(FDI)を呼び込みます。
ITが経済成長の軸となる!
ロックフェラー財団のマネージングディレクター・ビテイさんはこう話します。
Digital Jobs Africaも2年目に入り、特にガーナ政府のITを使った雇用創出の取り組みは、賞賛されるべき事実でしょう。若者が職に就くことで、国の経済成長が加速することは既に他の新興国で実証済みです。
イニシアチブはナイジェリア、ケニア、南アフリカ、エジプト、モロッコ、そしてガーナのアフリカ6ヶ国で進められており、ガーナがロールモデルとしてアフリカ諸国のIT業界を牽引することが期待されます。
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