トリップアドバイザーより、ホテル経営者と旅行者のアンケートを基にした世界の観光動向についての2014年度レポートがリリースされました。
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国内/国外旅行者の平均割合が高い国のランキング
ホテル経営者の報告によると、国内旅行者の平均割合が高い国は、アメリカ(86%)、オーストリア(81%)、日本(79%)、ブラジル(78%)、ロシア(77%)の順となっています。
また、国外旅行者の平均割合が高い国は、モロッコ(87%)、タイ・カリブ諸国(75%)、オーストリア (72%)、ギリシャ(68%)となっています。
日本は、国内旅行者の平均割合でランキング3位。今後のインバウンド施策の伸びしろが期待できます。
旅行需要は、経済不況に左右されない?
約40%のホテル経営者が、現在の経済状況がビジネスにマイナスの影響を及ぼすと考えていますが、それにも関わらず、旅行者の支出額は増加しています。
22%の旅行者が2014年の旅行支出を増やす見込みで(2014年の旅行者の平均資質額は、2013年の5955ドルから、6136ドルに増加する)、旅行のために貯金している人は41%にも及びます。
手頃な価格、朝食無料サービスへのニーズ
97%の旅行者が宿泊施設を予約する際、価格が最も重要になると回答していますが、 50%の宿泊施設経営者しかその重要性をマックスに位置づけていません。
また、客室内でのWi-Fiが重要視されているのは知られていますが、朝食の無料サービスのニーズも高いことは以外と知られていません。
日本においては、53%の旅行者が重要視しているのにも関わらず、25%の宿泊施設経営者しかその重要性を認識していないのです。
このレポートから、ホテル経営者と旅行者の認識のギャップが浮き彫りになりました。地域別でのインフォグラフィックもあるので、ぜひサイトの方もご覧下さい。
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