photo credit:inhabitat
壮大な青い輝きを放つ溶岩の川。
インドネシアの鉱山の美しい噴火を撮影したのは写真家オリヴィエ・グリューネさん。2008年のこの現象の存在を知ってからずっと、彼は友人とこの現象を撮影してきたのです。
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それも噴火する火口の近くという非常に危険な状況の元で。
硫黄の流れが青い川に
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この山の名前は「カワフ・イジュン」といいます。世界最大の酸性の湖の端に位置するこの山の噴火口は、何十年もの間、硫黄の採掘場として利用されてきました。
夜には液状の硫黄が上昇し噴火口を通り流れ出し、その硫黄の流れは電撃的な青い光に支配された光景を作り出します。その美しさはまるで別世界のようです。
どうしてこの現象が起きるのか?
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この青い光は硫黄が燃焼する炎の輝きです。
硫黄は空気に触れることで燃焼し、そして液化し感動的な青い炎の川となり流れるのです。その火柱は最大5メートルにも及びます。
とても暑い採掘作業
鉱夫たちは1日に2キロの硫黄を取り出さなければならないのですが、日中は暑すぎてとても作業のできる環境ではないので、作業は基本的に夜に行っています。
しかしこれまで紹介してきたように美しい光景を目にすることができます。実際に見ると感動すること間違いだろう、この美しくも危険な硫黄の川、ぜひ直接見てみたいですね。
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