先週、5月11日の夜23時20分ころ。
JR四ッ谷駅(東京)で、お酒に酔った20代女性が駅のホームから線路に転落したところを、ネパール人男性が間一髪で救助することに成功しました。
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日本のことが大好きなネパール人男性・カルキさん
スポーツ報知によると、救出した男性はネパール国籍のカルキ・アヌージュ・ラザさん(21)。現在はアルバイトをしながら、両親が経営する料理店を手伝っています。
事件当日、駅にいたカルキさんは必死でした。転落した女性と迫り来る電車を見て、カルキさんは迷わず線路に下りて女性を隣の線路の間に引っ張り出しました。その間わずか10秒。「自分が助けに行かないと女性は確実に死んでしまう」と、彼は自身の危険を顧みず、線路へ飛び降りたのです。
JR東日本は15日、カルキさんに感謝状を手渡し、取材の中で彼は「日本の方は、みんな優しくて大好きです」と日本語で話しました。
現在、警視庁麹町署も表彰を検討しているそうです。
[スポーツ報知]
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