Photo: Terapeak
世界最大のネット通販・オークションサイトeBay。
先日、モバイルに特化し、現地語を含めたeBay戦略を今後はラテンアメリカで打っていくことが発表されました。
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6億人市場へ
最近のeBayの新興国への進出は、モバイルファースト(携帯端末での使いやすさを常に優先すること)を非常に重視しているように見えます。
今回の南米への本格進出で、メキシコ・アルゼンチン・ブラジルなど19ヶ国でのサービス開始を可能にします。既にスペイン語とポルトガル語版eBayがオープンしたとのこと。
ラテンアメリカ(人口約6億人)へ進出することで、同社のモバイル部門を強化。今後の海外展開に繋げていくそうです。
Photo: IntoMobile
ローカルな情報をeBayプラットフォームで
eBayの今回のディールで、既存のローカルなオンライン上のラテンアメリカのコンテンツを新しいモバイルアプリで流し、”ラテンアメリカナイズ”されたサービス提供を目指します。
2012年に、ロシアから本格的に始まったeBayの国際展開。南米で注目しているのはその人口の増加と市場規模だけではありません。
2017年までに、同地域の人口約44%がスマートフォンを保有していると言われています。さらに、既に200万人以上がeBayの英語版でショッピングしているというモバイルネイティブ(ネットや携帯サービスを使い慣れている)なユーザーの反応も南米進出の要因の一つでしょう。
インフラ整備が未だに進んでいない地域も数多く存在するラテンアメリカ。しかし、eBayのフレキシブルでローカライズされたサービス提供で、人々の生活を手助けしていき、同地域の経済発展に貢献していって欲しいと思います。
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