米アパレル小売会社GAPが、ミャンマーにて衣類生産に着手することを決定しました。米国企業が、制裁解除以降にミャンマーで行う経済活動としては最大規模と見られています。
ミャンマー国内にて生産開始
アメリカ大使館の発表によると、韓国企業所有の2つの工場は、今夏の販売に間に合うよう衣類生産を開始するとのこと。これらの工場で生産された衣類は、GAP傘下の「Old Navy」や「Banana Republic」などの店舗で販売される予定です。
2003年からアメリカは経済制裁の一環としてミャンマーから輸入を禁止していましたが、オバマ政権は12年ぶりに禁輸制裁を解除しはじめ、今回、GAPが制裁以降初めて生産に乗り出しました。その理由の一つに、安価な労働力があげられます。
今回の投資額は明らかにされてはいませんが、投資先の工場は700名さらに採用し、間接的な仕事も合わせ合計約4000名分の雇用を生み出すそうです。
これからより多くの企業がミャンマーへ入り、経済、社会発展のきっかけとなっていくでしょう。これからの動向に目が離せません。
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