近年注目されるウェアラブルデバイス。
今回紹介するのは、台湾の亞洲大學の学生らが開発した、手話を翻訳できるという指輪とブレスレットです。
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手話を使わずに会話できる
聴覚障がい者にとって手話はコミュニケーションをする道具のひとつです。しかし、残念ながら日常生活に支障をきたさないレベルで手話が出来る人はわずかです。
そこで登場したのが「Sign-Language Ring」というデバイス。これを使うと、手話ができなくても手話でコミュニケーションを取る聴覚障がい者と会話ができるようになるのです。
指輪は手話を翻訳、ブレスレットは音声を文字化
指輪は親指・人差し指・中指につけ、手の動きを感知し、手話を音声化。ブレスレットには内臓マイクと内臓ディスプレイがついていて、近くの声をマイクで拾い、音声を文字化することができます。
使用しない時には、指輪はブレスレットと一緒にしまって置いておけるという機転の利いたデザインから、「2013 Red Dot Design Award」を受賞しています。
多様な手話にも対応可能
また、このセットにはすごい機能があります。みなさんは話し言葉と同様に、手話にも方言があるって知っているでしょうか。
日本の中で使われている手話も地方によって少しづつ異なります。また、英語を公用語とするアメリカとイギリスでも手話が全く違うようです。
「Sign-Language Ring」は異なった手話にも対応できるよう事前にプログラミングすることが可能とのこと。今後の展開が楽しみです。
[via ecouterre]
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