「FUCK THE WORLD CUP」
最近、W杯で盛り上がっていますね。今回は、そんなブラジルW杯の裏で起こる落書きアートに関するお話です。
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W杯の試合結果は様々なメディアで報道されていますが、事前のスタジアム建設の遅れや各種交通機関のストライキについても耳にした人は少なくないのではないでしょうか。
ブラジルではグラフィティ(落書きアート)によってW杯を盛り上げたり、ときには批判も展開されているようです。
「サッカーではなく食べ者が必要です」
陰りが見えるブラジル経済
ブラジル経済は2000年から急上昇して好景気と言われていました。しかし、最近は陰りが見え始めているため、このようにW杯に反対派の方も少なからずいるようです。
「W杯は、その資金で作られるはずだった学校や病院を奪い、ボールだけを残していく」
ただの批判ではない
しかし、ただ批判するだけではなく、リオで落書きアートを行ったプロの画家の方は「私は、W杯に反対ではない。むしろ、その逆だ」と主張し、以下のように話します。
抗議運動にも参加している。(グラフィティは)サッカーも大事だけれど、医療や教育もちゃんとしてほしいと主張する私なりのやり方なんだ
ブラジルについて、発展途上国だというイメージを持つ人は少ないと思います。しかし、このような全うなメッセージがアートとして残されていることは知っておきたいですね。
[via AFPBB News / BUZZMAG]
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