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つい先日、夏至がやってきましたね。

日本の人たちにとって夏至は一年のうちで昼が一番長い日であり、南半球の人にとっては一番短い日です。

そしてペルーの人たちにとって夏至(正確には6月24日という日)は更に特別な日。南米三大祭りの一つに数えられる「インティライミ」の開催日なのです。

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世界遺産の街で開かれる壮大なお祭り

クスコという街をご存知でしょうか?世界遺産にも登録されたペルーの人気観光スポットですが、観光客で街が溢れかえるのが「インティライミ」の開かれる6月24日です。

「インティ」とはケチュア語で太陽を指す言葉。別名「太陽の祭り」と呼ばれるこのお祭りは、その年の収穫に感謝して、次の年の豊作を祈願するという、古くから続く大切なお祭りです。

お祭りは三部構成になっており、すべて無料で見学可能。「コリカンチャ」という太陽の神殿から祭りが始まり、軽快な太鼓と笛のリズムに合わせて、鮮やかな民族衣装を身に纏った人たちが列を作って踊り出します。

祭りのクライマックスには特別な儀式も。リャマの心臓を神に捧げるという儀式(現在は取り出す振りになっているそうです)が行われ、ここで改めて収穫の感謝と豊作祈願を行います。観光客にとって、古くから続く「伝統」に触れるまたとない機会になるでしょう。

祭りの様子は動画でもアップされていますので、ぜひ確認してください。世界遺産の街を訪れて、本物の歴史に触れたいという方は、ぜひ「インティライミ」の観光はいかがでしょう?

[HIMNO INKA (INTI RAYMI CUZCO 2013) – YouTube]

[photo credit: endlesstrail via photopin cc]

次回のお祭りQ〜これはどの国のイベントでしょう?〜

この「お祭りQ」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

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驚くほど鮮やかな真っ赤な帆船。一度見たら忘れないであろうワンシーンですが、どの国のお祭りか分かりますか?正解は次の記事でご紹介します。どうぞお楽しみに!

▼「お祭りQ」を最初から楽しみたい方はこちらから!


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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