日本で5月5日と言えば「こどもの日」。別名「端午の節句」と呼ばれ、知らない人はほとんどいないでしょう。
しかし、この「端午の節句」の由来が中国のとある伝説にもとづくものだと知っている人は少ないはず。
今回は、中国のお祭りの中でも非常に有名な「端午節」と台湾で開かれる「ドラゴンボート・フェスティバル」についてご紹介しましょう。
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世界中から挑戦者がやってくるボートレース
「端午節」の起源はいろいろな学説がありますが、その中でも有名なものが中国の英雄「屈原」の伝説です。
今から2000年以上前、当時の腐敗した統治者達に反抗した結果、命を落とした「屈原」。そんな彼の命日を偲んで開かれたのが「端午節」の起源だと言われています。
「端午節」では、ちまきを食べたり、ショウブの葉を飾るなど、日本でもお馴染みの習慣もありますが、いくつか異なるイベントも。その一つが、「ドラゴンボート・フェスティバル」であり、参加者はチームを組んでボートの速さを競います。
今では国際的なイベントとなり、2013年は240チーム、5000人以上の参加者が台湾に集まりました。ボートレースは朝から夜まで続き、対岸では観客たちが応援の声を掛け合います。
その様子は動画でも紹介されていますので、ぜひ確認ください!
[Taiwan Dragon Boat Festival 2012 – YouTube]
[photo credit: gerry giroux via photopin cc]
次回のお祭りQ〜これはどの国のイベントでしょう?〜
この「お祭りQ」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
馬のレースですが、馬に乗っているのが大人ではなく子どもであることに注目です。これがどこの国のお祭りか分かりますか?正解は次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
▼「お祭りQ」を最初から楽しみたい方はこちらから!
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